怒れるブローカ幕間怒れるブローカ
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怒れるブローカ 幕間

怒れるブローカ

キアーベ

……

ブローカ

……

キアーベ

……なあアオスタ、なんかおもしれぇことねぇの?

あ、アオスタは外勤任務中だったわ。

はあ、つまんねー。なんかおもしれぇこと起きてくんねぇかな?

なあ、ブローカ、なんかねぇのかよ?

ブローカ

ん?

ああ。

キアーベ

……ブローカ、今日って何曜日だっけ?

ブローカ

火曜日だ。

キアーベ

……

ブローカ

食い終わったから、先に戻る。

キアーベ

チッ、ブローカのやつ、やっぱここんとこ何かおかしいな。だって今日は水曜だぜ?

あいつ、ぜってぇに何か隠してやがる。

ハッ、さっきつまんねぇとか言ってたのに、さっそくおもしれぇことができたな。

ブローカが何をやってんのか、見にいってみっか――

いや、直接本人のとこに押し掛けても素直に教えてくれるわけねぇか。こういう時は――

ハハッ、いいこと思いついた。


大多数のオペレーターの部屋と比べると、ブローカの部屋はさほど整頓されているとは言えない。

ただそれは、彼の部屋が散らかっているからではなく、物が多すぎるからだ。さまざまな部品に図面、そして工具が床から机、ベッドにまで散乱している。

宿舎というよりも、ちょっとした作業室のようだった。

そして、部屋の中でもひときわ目を引くのは、隅に置かれた作業台だ。

ロドスに来てから、彼の技術は少しずつ認められていった。エンジニア部も彼の加入を大いに歓迎し、工房内に専用の作業スペースまで用意してくれていた。

しかし、ブローカはその手厚い待遇を断り、自室で作業をしたいと伝えたのだ。

エンジニア部は彼の要求を聞き入れ、専用の作業台を購入してくれただけでなく、宿舎に防音処理まで施してくれた。

いつもなら、ブローカは宿舎に戻るとすぐさま何かしらの制作に取りかかる。

だが今日の彼は、ただ椅子に座り作業台をぼんやりと眺めていた。

作業台のフチには、設計図が大量に貼られていた。どの図面にも、ブローカがいつも持っている多機能電動ドリルが描かれている。

ブローカ

どのデザインも捨てがたいな……

そうだな……今日浮かんだアイデアをもとに、もう何枚か描いてみよう。

よし、やるか――

通信通知音

ブローカさん、エンジニア部から直ちに来るようにとの呼び出しです。

ブローカ

エンジニア部……? もしかして、前に頼んだ材料が届いたのか?

行ってみるか。

キアーベ

ハハッ、引っ掛かると思った。

もしアオスタがこの場にいたら、「ブローカは相変わらず単純なんですね」ってため息をつくに違いねぇ。

別に俺はあいつがずっと単純なままでも別に悪くねぇんだけどな。

ま、ブローカが戻ってくる前に、ちょーっと見させてもらうとするか。一体何をコソコソやってたんだ?

ん? この設計図って――


キアーベ

ほほう、この伸縮式のドリル、ちょっとおもしろそうだな。

だけど――やっぱこっちだろ。オーディオ内蔵ドリルなら、ヘビメタも流せるしよ。

*シラクーザの誉め言葉*、すげぇ! ドリルからチェーンソーに変形できるのか! これって、前に一緒に遊んだゲームに出てきた武器だよな?

ブローカ

やっぱりな……

キアーベ!

キアーベ

おっ、おかえり、ブローカ。

ブローカ

勝手に見るな!

キアーベ

えっ、どの設計図もちょーいいじゃん。

アイデアも斬新だし。

お前がここ数日、ずっと部屋に閉じこもってるから、てっきり俺に隠れて人様に見せられねぇことでもしてんのかって思ってたぜ。

ブローカ

隠れていたわけじゃない。ただ新しい改造のアイデアがたくさん浮かんできたから作業してただけだ……

このドリルとは、シラクーザにいた頃からずっと一緒だった。もう俺の腕同然の存在だと言ってもいい。

それで、こいつを改造しようと思った。それだけだ。

キアーベ

そんなこと、なんで隠してたんだよ? ブラザーだってお前の腕同然の存在なんじゃねぇのか?

ブローカ

お前は、便所に行く時にブラザーに支えてもらうのか?

キアーベ

呼んでくれれば、喜んで支えるぜ。

いや、実を言うとな、マジで真剣に考えたことがあるんだ。俺たちが七、八十のジジイになったらよ、お互い――

ブローカ

*聞くに堪えないシラクーザスラング*。

とにかく、こいつはお遊びみたいなものなんだ!

最初から人に見せるつもりはなかった!

キアーベ

別にいいだろ。

ブローカ

よくない!

キアーベ

なんだよ、俺たちは何でも腹を割って話せるブラザーじゃねぇのかよ。

ブローカ

腹を割って話すのとこれとは別だ! 見せたいものならとっくに見せてる!

キアーベ

ハハッ! でももう見ちまったぞ。

なあブローカ、どうせもう見ちまったんだしさ、俺もドリルの改造を手伝ってやるよ! アオスタが戻ってくるまでヒマだしさぁ。

ブローカ

出て行け!


キアーベ

おい! 開けろよ! ブローカ!

あいつ、なんで怒ってんだ?

わかんねぇヤツだな。ただドリルを改造するだけなんだろ? 隠す必要なんてねぇじゃねぇか。

ふん、そっちがそのつもりなら、何がなんでも手伝ってやる。待ってろよ、ブローカ!


ブローカ

……

続けよう。

……

…………

………………

チッ、全部キアーベのせいだ。

イライラして設計図に集中できない……

というより、完全にやる気が失せた。

はあ。

仕方ない。気晴らしに艦内を散策して、設計のヒントを探してみるか。


気持ちが落ち着かない時、ブローカはいつもパフューマーが管理している療養庭園で時間を過ごすことにしている。

庭園に足を踏み入れると、すぐに心地よい香りが鼻腔いっぱいに広がった。

目立たない隅のほうに腰を下ろすと、ブローカは空気を胸いっぱいに吸い込み、その甘い香りを堪能した。

何度か深呼吸を繰り返しているうちに、だんだんと気分が落ち着いてくる。

ブローカ

そうだ、ドリルが回転する時に――

キアーベ

いい香りを放つ機能を付け足すってのはどうだ!?

ブローカ

お前――

キアーベ

なんだよ?

ブローカ

なんでここにいるんだ!

キアーベ

お前がここに入ってくのが見えたから、ついてきただけだけど。

それよりも、俺たちさっきおんなじこと考えてたよな、ブラザー!

ブローカ

いいや、違う。

キアーベ

へ? だってお前、ドリルがどうとかって言ってただろ!

ブローカ

聞き間違いだ。

キアーベ

そんなわけあるか。俺たちは兄弟分なんだぞ。お前のことはなんでもお見通しだ。こういう時、俺とお前が思いつくもんは絶対に同じだろうがよ!

ブローカ

さっきはそうだったとしても、今はもう違う!

キアーベ

なんでだよ!?

ブローカ

俺がお前とまったく同じことを考えていて、しかも、お前に先に言われちまったからだ。

キアーベ

はあ? おいおいブラザー、今までさんざんアイデアを出し合っていろんなもんをいじってきたけど、お前ってそういうのに気にするタイプだったっけ?

ブローカ

それとこれとは違うんだ、ブラザー。

このドリルは俺が自分で改造すると決めたもんだ。だから、違う。

キアーベ

いったいなにが違うんだよ? おい、ちゃんと説明しろ!


甲板に出ると強い風が吹きつけてきた。遠くのほうに人影がまばらに見えるものの、ほとんど無人と言っていいだろう。

一部の物好きなオペレーターたちと同じく、ブローカもこのような風の強い日に甲板に出るのが好きだった。

ただただ、何もない孤独感を味わうためだけに。

もちろん、今日の彼には他の目的もある。

ブローカは十回以上迂回し、間違った扉を八度もくぐり抜け、さらには六つの活動室に短時間滞在した後、ようやくこの場所へとやってきたのだ。

ブローカ

……キアーベの野郎をうまく撒けてるといいんだが。

ブローカは甲板の柵まで歩いていくと、風に髪がはためくのを感じながら、頭を空っぽにした。

もう考えるのはやめて、夕飯の時間までここでぼんやりしようと決めたのだ。

その頃にはもう、きっとキアーベも諦めているはずだと思いながら――

しかし、物事は思い通りに進まないものである。

ふと、肩をトントンと叩かれる感触がした。

ブローカ

……

キアーベ、どうやって……

振り返ると、手に設計図を何枚か持ったキアーベが立っていた。

キアーベ

さっき言われたことについて考えてみたんだけどよ、たしかにお前があんなにたくさんアイデアを出してんなら、俺もなんか提案しなきゃダメだよな。

だから、何枚か描いてみたんだが見てみるか?

ブローカ

そうじゃない。お前は何もわかっていない。

キアーベ

だったら、教えてくれよ。お前はいったい何を求めてんだ?

ブローカ

何も求めてない。俺はただ一人でドリルを改造したいだけだ。それで、時間があればついでに新しいアイデアも形にしてみたい。

キアーベ

それだよ! なんでそんなに一人でやるのにこだわってんだ?

ブローカ

それは――チッ、どう説明すればいいんだ。

キアーベ

思ってることをそのまま言えばいいだろ。別に何言われたって笑ったりしねぇよ。

ブローカ

そういう問題じゃない。

言葉じゃうまく伝わらないこともあるんだ。

キアーベ

でも言葉にしなきゃ、わかりようがねぇだろ。

ブローカ

お前が兄弟分じゃなかったら、今頃甲板の外に突き落としてたよ。

まあいい、そんなに聞きたいなら……あのアイデアはどれも大したものじゃない。ガキの落書きと同じさ。

だから他人に見てもらう必要もなければ、こんな遊びみたいなことは一人でやればいい――そう思ってるからだ。

以上だ。これでわかっただろ。

キアーベ

……

そういうことだったのか。なんだよ、もったいぶりやがって。

お前、ずっと自分に自信が持てなかったもんな。だから、そういうふうに考えちまうのも無理ねぇ。

でもよ、お前もロドスに来てずいぶん経っただろ? みんな、お前の腕前だって認めてる。

だから、もっと自分に自信を持てって!

ブローカ

……そういうことでもないんだが、お前にしては珍しくまともなことを言うじゃないか。とりあえず感謝はしておく。

キアーベ

まだ話は終わってねぇよ。

それに、俺はあのアイデアを全部おもしれぇって思ったぜ。

だから、決めた――

お前が描いた設計図をエンジニア部のやつらに見せよう。あいつらもおもしれぇって言ってくれたら、少しは自信を持てるようになるだろ!

ブローカ

……待て、だからそうじゃ――

キアーベ、待ちやがれ! 死にてぇのか!


ブローカ

チッ、一歩遅かったか。

作業台のフチに貼られていた大量の設計図が、すべて跡形もなく消えている。

ブローカ

クソッ、明日にでもドアの鍵交換を申請してやる。そして、二度とキアーベの野郎にスペアキーは渡さない!

あいつ、どこに行きやがった――

はあ、そうだ、エンジニア部だったな。頭に血が昇りすぎて一瞬忘れてた。


アオスタ

ふぅー、やっと本艦に戻ってこられた。

これで少しはゆっくり――

前衛オペレーター

おっ、アオスタ。ちょうどいいタイミングで戻って来たな!

アオスタ

どうかしたんですか?

前衛オペレーター

キアーベがエンジニア部で発表会を開くから、見に来いって人を集めてんだよ。

アオスタ

発表会?


キアーベ

よお、ヴァルカンの姉貴。

ヴァルカン

はあ、君が現れると決まってろくなことがないんだが。

キアーベ

ハハッ、そう言うなって。今回はおもしれぇ設計図をたくさん持ってきたんだ。

見ろよ――

ブローカ

よかった、ギリギリ間に合った。

キアーベ

おいおい、ブローカ。いつまで恥ずかしがってんだ?

ブローカ

だからそういう話じゃ――

キアーベ

はいはい、ごまかさなくたっていいぞ。俺には全部わかってんだから。

ブローカ

*シラクーザスラング*、お前は何もわかってない!

キアーベ

フンッ、何がなんでもみんなにお前の設計図を見てもらうからな!

ブローカ

ふざけるな!

アオスタ

何事ですか?

キアーベ/ブローカ

アオスタ、戻ったのか!

アオスタ

ええ。それで、キアーベが発表会を開くと聞いて見に来たのですが……

お二人とも、なんだか今にも殴り合いを始めそうな雰囲気ですね。

キアーベ/ブローカ

聞いてくれ、こいつが――


アオスタ

なるほど、状況は理解しました。

キアーベ

なあアオスタ、俺の言い分のほうが正しいだろ? お前もそう思うよな?

アオスタ

ブローカ、先に教えてください。あなたはこれからどうしたいのですか?

ブローカ

キアーベ。

キアーベ

おう。

ブローカ

今ようやくわかった。

この件を終わらせるには、お前をぶちのめして、最低でも三日間はベッドから起き上がれなくしてやる必要がある。

キアーベ

ハッ、言うようになったじゃねぇか、ブローカ。

ブローカ

お前のおかげでな。

キアーベ

自分が何言ってんのか、ちゃんとわかってんだよな?

ブローカ

ああ、もちろん俺は本気だ。

キアーベ

……はっ、そうかよ!


キアーベ

ああぁぁ、ムカつく!!

なあアオスタ、俺なんかブローカの気に障ることしたのか?

アオスタ

してないんじゃないですか?

キアーベ

ブローカのヤツ、俺たちと兄弟でいるのが嫌になっちまったのか?

アオスタ

考え過ぎですよ。

キアーベ

はあ、ロドスにはおもしれぇやつがいっぱいいるもんな。あいつが独り立ちしたいってんなら、笑顔で送り出してやるべきだよな。

アオスタ

だから、考え過ぎだって言ったでしょう。

キアーベ

でもよ……

俺たちはシラクーザの頃からずっと一緒にやってきたんだ。こうも簡単にバラバラになっちまうなんて許さねぇ。

あいつにどんな考えがあったとしても、まずは俺に勝ってからだ。

だから――俺は全力であいつを迎え撃つ。

だろ、アオスタ? って、なんでそんな目で俺を見てんだよ。

アオスタ

いえ、ただ、あなたもブローカもいつまで経っても変わらないのだなと思っただけです。

キアーベ

そうか?

アオスタ

ええ。そうだ、キアーベ。ラザニアのおかわりは大丈夫ですか? せっかく大好物が出たのですし。

コップも空ですね。飲み物を入れてきましょう。

キアーベ

おう、さんきゅー! あいつをボッコボコにするためにも、腹ごしらえはちゃんとしとかねぇとな!


キアーベ

おうおうブローカ、しっかりメシ食ってきたか? 言っとくけど、今日は手加減しねぇからな。

ブローカ

それはこっちのセリフだ。

キアーベ

後悔すんなよ?

ブローカ

ああ。これは避けられない勝負なんだ、キアーベ。

こうでもしないと、お前はいつまでも俺を手伝おうとするだろ?

キアーベ

ったりめぇだ。お前とアオスタは、どっちも俺の一番の兄弟分だ。お前たちのことを、ほっとけるわけねぇだろう。

でもお前はどうなんだよ? もう俺の助けはいらねぇってか? 俺たち兄弟はもう必要なくなっちまったんだろ?

ブローカ

……俺だって、お前とアオスタを一番の兄弟だと思ってる。

キアーベ

だったら、俺とアオスタにも手伝わせるべきじゃねぇのかよ!

遠くのアオスタ

僕は巻き込まないで……はあ、もういいや。

ブローカ

だから、それとこれとはまったく関係ないと言ってるんだ!

確かに俺たちは兄弟分だ。だけど、それと俺が自分一人で何かをやりたいのは矛盾してないだろ!

キアーベ

この野郎、ほんっとに頑固なやつだな!

ブローカ

頑固なのはお前のほうだ、キアーベ!

キアーベ

どうやら、俺の拳とスパナで思い出させてやるしかねぇようだな。俺たちキアーベ一味の三兄弟はどんな時でも一緒だってことをよ!

ブローカ

なら俺も、この拳とドリルでお前にわからせてやる。最高の兄弟同士でも、互いにプライベートな空間は必要だってことをな!

キアーベ

俺にはそんなもんいらねぇっつってんだろ、このバカ野郎が!

ブローカ

俺には必要なんだ!

キアーベ

あれ? なんか腹の調子が――

っ……イテテテ。

アオスタ……お前、ハメやがったな――

アオスタ

……すみません、キアーベ。


ブローカ

アオスタ、キアーベはまだ怒ってるのか?

アオスタ

あそこまで言ったんですから、怒るのも当然でしょう。

自分はブローカの気に障ることをしたのかと、さっき聞かれましたし。

ブローカ

……はあ。

あいつが本気で手伝ってくれようとしてるのはわかってる。

だが……

アオスタ

キアーベは、自分のすべてを何のためらいもなく周りの人たちにさらけ出す人間です。プライベートな空間が必要な人もいることなんて、彼には一生理解できないんですよ。

言葉で説明したくらいで納得してくれるのなら、それはもうキアーベではありません。

ブローカ

たしかに、お前の言う通りだな。

だから、ちょっと手を貸してほしいんだ。


エンジニア部の一角。キアーベがベンチでぐったりと横になっている。腹部を押さえながら天井を見つめているその姿からは、彼が未だかつてないほどの困惑の中にいることが伺えた。

そして、その隣にはビニール袋を持ったアオスタが座っている。

キアーベ

……

アオスタ

ブローカが、医療部で胃薬をもらってきてくれました。これを飲めば、明日には良くなっているはずです。

キアーベ

はあ。

アオスタ、俺やっぱわかんねぇよ。

一番の兄弟分が相手でも、全部はさらけだせねぇもんなのか?

アオスタ

兄弟、恋人、家族……どんな親密な関係であっても、相手に言えない秘密というものは存在しています。

時に僕たちは、自分自身に対してですら、すべてをさらけ出せないことだってあります。

この大地でそんな質問をするのは、きっとあなたくらいでしょう。

キアーベ

お前も、俺に何か隠し事してんのか?

アオスタ

かもしれませんね。

キアーベ

……

じゃあ俺はどうすりゃいいんだ? こんなことを受け入れなきゃならねぇのかよ?

アオスタ

もしかしたら――

少し離れたところ、エンジニア部の工房の扉前に、ブローカが立っている。すでに作業の準備は整っているようだ。

ただ、それでも彼は不安げな表情でアオスタとキアーベのほうをちらりと見た。アオスタは、心配するなとブローカに向かってコクリと頷く。

ブローカはほっと息をつき、決心を固めると、あらかじめ準備していた部品とドリルを持って、工房へと入っていった。

アオスタ

もしかしたら、時には、ただ待つことのほうが大切なのかもしれません。

そして、笑顔で最高のブラザーの帰還を迎えてやればいいんです。