繭 幕間
繭
良い結果とは言い切れませんが、少なくとも今のところ、悪化の兆候は見られません。
わかったわ……仕方のないことよね。
あなたの症状と比べれば、ポプカルのデータはまだ楽観視できるものですよ。
とはいえ、経過観察を怠っていいレベルではありませんが。
でも、少なくとも早寝早起きに関しては、ポプカルは守ってくれていますよ。今度は、あなたが彼女を見習うべきかもしれませんね。
……
鉱石病と共存してきた時間が、彼女の人生の長さとほぼ同じだということもありますが……
それを幸運と呼ぶべきなのかどうか、時々わからなくなるわ。
この前、一緒に雑誌を読んでいた時に、言ってくれたの。「大人になったら、オーキッドお姉さんに服をデザインしてほしい」って。
あの子が大人になるのが先か……それとも私が……
そんなことばかり考えないでください。
考え過ぎるのは、あなたの病状にも、彼女にもいいことがありませんから。
……
そうね。
はぁ。
リーお姉さん。前にもらった塗り絵ね、ポプカル、全部塗り終わったよ! 新しいのってあるかなあ?
あら、もう終わったの? すごいじゃない。
ポプカル、バブルと一緒に塗ったんだよ!
余った白いとこには、お絵かきをしてるポプカルとバブルも描いたの!
そうなのね、二人ともすごいわ。
はい、新しい塗り絵よ。
ありがとう、リーお姉さん!
バブル、新しい塗り絵もらったよ!
あれ……バブル、遊戯室にいないの?
じゃあバブルが戻ったら一緒に塗ろっと。
あれ? 君、見たことない顔だけど……君も病室から抜け出してきたの?
え? あなた、誰?
僕はエルウィン。ここはどこ? おもちゃがいっぱいあるけど。
ポプカルの名前は、ポプカルっていうの。ここはロドスの遊戯室だよ。
もしかして、迷子? ポプカルがお部屋まで連れて行ってあげようか?
やだよ。入院してからずっと病室に閉じ込められて、外で遊ばせてくれないんだ。ねえ、君が持ってるの、何?
リーお姉さんがくれた塗り絵だよ。
一緒に塗って遊ぶ?
僕、そういうの、やったことないんだけど……いいの?
いいよ!
リーお姉さんが言ってたよ。「塗り絵は楽しくやるのが大事なの、だからぐちゃぐちゃに塗ってもいいんだよ。ただ、机は汚さないでね」って。
ほら、これはフェリタビーで、これは小さな怪獣。まだ白いところがたくさんあるでしょ? ポプカルはね、前はこの白いとこにバブルと一緒に、ロドスのみんなを描いたりしてたの。
あ、バブルはポプカルの親友なんだ。さっきまでここにいたんだけど。
はい、クレヨンの箱! ポプカルは、いつも一番明るい色から選ぶの。
一番明るい色ってどれ?
(真剣にクレヨンの箱の中身を探る)
これ! この赤色、すごく明るいでしょ? ポプカル、これ大好きなんだ。
もう先っぽがほとんどなくなってるよ。
うん! 好きだから、たくさん使ったの。
短いっていうことは、それだけこのクレヨンが頑張ってるってことだよね。
じゃあ、僕も「頑張ってる色」を使おう!
わぁ! 黄色もいいね! フェリタビー、お日さまみたいにしちゃおうよ。
(真剣にクレヨンで塗る)
これ、枠からはみ出しちゃダメなの?
ちょっとくらいだったら平気だよ。あんまりきれいに塗ると、この子が退屈しちゃいそうだから。
どういうこと?
うん。前にポプカルがすごくきれいに塗ったらね、リーお姉さんに「『社会人になったフェリタビー』みたいね」って笑われちゃったの。
ぷっ。じゃあ、少しはみ出して塗るよ。お仕事には行きたくないもん。
お仕事、結構楽しいよ?でも大変なのは本当かも。ポプカルね、前にお仕事した時、よくお兄さんとお姉さんたちをケガさせちゃってたの。でも今は、ちゃんとできるようになったの。
お仕事? 君が? 僕と同じくらいに見えるのに……お仕事って、大人のすることだろ?
僕のお父さんとお母さんもお仕事してるから、病室に一緒にいてくれないんだ。
そういえば、なんでフェリタビーにこんなぶ厚い服を着せたの?
これは防護服だよ。ポプカルも任務のとき、すごくぶ厚い服を着ることがあるの。この子もぶ厚い服を着れば、ケガしないでしょ?
じゃあ、僕が塗ったこの子は何をするんだろう? 大きな帽子をかぶせちゃったけど、体は守れないよね……
うーん……この子は任務に行かなくていいから、机でお絵かきするの。
毎日?
うん、毎日。好きなものを描けばいいの。
じゃあ、色をいっぱい塗ってあげないといけないね。
机の前で文字を書いたり絵を描いたりしてる人って、かっこよく見えるし。
僕のお父さんとお母さんも、毎日そうしてるんだ。
えっと……
そうだね。オーキッドお姉さんも、医療部のお兄さんお姉さんたちも、毎日山みたいな量の報告書を書いてるよね。
うん。机の前で何かしてる人は、みんなすごいんだよ。
エルウィン? もう、ここにいたのね。入院担当の先生が「また抜け出した」って困っていたわよ?
あっ、見つかっちゃった……
ああ……ポプカルと塗り絵をしていたのね。
あら、とっても上手じゃない。
ポプカルが塗ったのは……防護服を着たフェリタビー?
うん! 任務に出るフェリタビー。すごいんだよ?
こっちは、毎日机の前で絵を描いてるんだ。こっちもすごいんだ!
毎日机の前で、って……?
えっとね。ポプカルが、机の前で何かしてる人は、みんなすごい人だって。
僕のお父さんとお母さんもそうだし、ここのお医者さんや看護師さんも、あとは――
オーキッドお姉さんたちも!
そういうことなのね……
ねえ、このページ、借りてもいいかしら? あなたたちのために、しっかり保存しておいてあげたいの。
えっ? 取られちゃうの?
取ったりなんてしないわ、コレクションにするの。なくなったり汚れたりしないように、しまっておくのよ。
しまっておくって……ロドスの資料室みたいな感じ?
ええ、そんな感じね。
エルウィン、ポプカルたち、すごいものを描いちゃったみたい。ロドスの資料室って、すごいものばっかり入ってる場所だもん。
そうなんだ。それなら……持っていってもいいよ。
ありがとう。さあ、エルウィン、もう帰る時間よ。今日はずいぶん長く遊んだでしょ?
あのさ、またここに来てもいい?
今日の検査をきちんと受けられたらね。もうすぐ採血の時間だわ。
僕、良い子にするよ!
ポプカル、バイバイ! また来るね!
うん!
あ……塗り絵、まだ半分以上残ってた。
うーん……今度、エルウィンが来たときにまた一緒に塗ろっと。ポプカル、先に宿題をしなきゃ……
A6の皆さんは、外勤任務のたびに防護措置をきちんと行っていますよね?
当然よ。
先生、ポプカルの腕の擦り傷は……
心配いりません。感染の兆候はありませんよ、ただの軽い擦過傷です。
私のミスよ。戦術立案に少し穴があったの。
実戦では様々なことが起こるものですから。お疲れ様でした。
健康診断の結果も出ました。前回と比べて、大きな変化はありません。
源石融合率の上昇速度には……依然として低下は見られません。抑制剤は効いているようですが、改善したとは言えませんね。
私自身は、改善なんてとっくに期待していないわ。
でも、あの子の年齢で……あのスタート地点から考えれば、「変化がない」というだけで十分に良いニュースね。
今回の結果も、あなたが伝えますか?
ええ。大まかな状況だけ伝えれば十分だと思うの。詳しいことは、あまり知らせない方がいいわ。
子供に検査結果を突きつけて、「自分があと何年生きられるか」考えさせるなんて、できないわよ。
……
ねえ、あの子が、「画期的な治療法」に巡り会える可能性はあると思う?
……
本来なら、医者は「可能性はある」なんて曖昧な言葉を使うべきではありません。
ですが、ロドスで私たちは毎日、その「可能性」を現実にするために尽力しています。
時々思うの。ポプカルみたいに、幼い頃から鉱石病に感染してるのと……
私やミッドナイトみたいに、ある程度人生を歩んでから感染するのと、どちらが「マシ」なのかって。
……もちろん、感染しないのが一番だけどね。
ふふ……まったくその通りですね。
もし私がポプカルくらいの年齢で感染していたら、その後の人生をもっとワガママで自由に生きられたのかしら?
でも現実は、子供が感染してしまうと、逆に多くの制限を強いられることになるのよね……
そうですね。大人たちからの制限が。
「これはダメ」、「あれに気をつけて」と、口酸っぱく伝えないといけませんから。
ましてや彼女は今、任務に行くような立場ですし。
だからこそ、任務以外の時間は普通の子供みたいに、普通の家で普通のことをさせてあげたいのよ。
任務に出ることと、そういった制限を理解することは、別のことだから。
今のあの子は、「どこへ行くか」、「何をすべきか」、「帰れば誰かが迎えてくれる」ことがわかっていればいい。その上で、もう少しだけ自立してくれたら嬉しいけれどね。
そうですね。それ以外は、私たちが背負うべきものですから。
……
(リーお姉さんに聞こうと思ってたのにな……採血の後で腕につける綿って、どのくらい押さえてればいいんだっけ。)
(後で他の先生に聞いてみよう。ポプカル、こういうのはちゃんと覚えとかないと。)
(うーん……もうちょっと押さえておこうかな。)
血、もう止まったみたい。
綿を捨てるところは……あ、あった。医療用ゴミ箱。
オーキッドお姉さんとリーお姉さん、まだ話してるのかな? ポプカル、ここで待ってよっと。
今のうちに任務の報告書、すませちゃおう。
オーキッドお姉さんを描いて、それからスポットお兄さん。えーっと、スポットお兄さんは盾を持っていて……なんか丸すぎかも。消して、っと。
それから、すごく怖い顔の砂賊たち。
ミッドナイトお兄さんがこうやって、カタパルトお姉さんがこうしたら、砂賊たちがふっ飛んでいったの。
ふっ飛ぶのって、どう描けばいいのかなあ?
カタパルトお姉さんが、シュバババッて、たくさん弾を撃ってるのを描いて……最後は、みんなで任務を終えて笑ってるところを描こうっと。
そうそう。砂漠がすごく暑くて、ミッドナイトお兄さん、ずっと文句を言ってたから……お兄さんの顔に汗も描こう。
ポプカルの腕がすりむけたことも、描いたほうがいいかな? やっぱり描いておこう。となりに防護服を着たポプカルも描いて……それと、ぐるぐる回るキュィーンも!
うん、これで「次はケガしないよ」ってわかってくれるはず。
よし、報告書、完成!
ポプカル! やっぱりここにいた!
エルウィン? また病室から抜け出してきたの?
違うよ! 今日はちょっとだけ外に出てもいいって言われたんだ。
今日の検査が全部終わったから、先生にポプカルと遊びたいってお願いしたら、遊戯室に行っていいよって!
すごいね! ちゃんと任務をこなせるようになったのは、エルウィンが立派になった証拠だよ。
何を描いてるの? 新しい塗り絵?
外勤任務が終わったら描く任務報告書だよ。
外勤任務? それって……?
お外に行って、悪いヤツをやっつけるんだよ。
おお! それって、前に言ってた「お仕事」ってやつだね。
ポプカル、すごいじゃん! 悪いヤツをやっつけられるなんて。
この絵、悪いヤツをやっつけるとこ? うわぁ、ポプカル、こんなに大きなノコギリを持ってるの!?
うん! 動く音もすごいよ。
これが「報告書」かあ……僕も描いてみたいな。
エルウィンも描いてみる? 報告書はその日にあったことを記録するだけだから、簡単だよ。
ポプカル、紙持ってくるね……はい、これがエルウィンの報告書。今日したことを描いてみて。
でも僕、今日はずっと病室で点滴してたり検査してたりしただけだよ。
それも描けばいいよ。
点滴も……任務になるの?
うーん……
ポプカルは、それが任務だと思うな。お医者さんのお兄さんお姉さんが「協力してね」って言ったでしょ? それを上手くこなせたなら、きっと立派な任務だよ。
ちゃんと協力できた?
……ちょっとだけ。
じゃあ、ちょっとだけ描けばいいよ。
(真剣に絵を描き始める)
……この報告書、ベッドで点滴してる僕しかいないんだけど。
前に病室から抜け出したことも描いちゃおうかな?
ええっ!? 抜け出したことは記録しちゃダメだよ! でも……結局は見つかっちゃったんだよね。
じゃあ、「抜け出した」ことは、すごく小さく描いたらどうかな。ちっちゃくちっちゃくして。
そうすれば、大丈夫なの?
うん、よく見えなければ、そんなに悪いことじゃないみたいに思ってもらえるでしょ?
はは、ポプカルって賢いんだね!
僕も大きくなったら、ポプカルみたいにここでお仕事して、外勤任務で悪いヤツをやっつけたいな。
ならまずは病気を治して、ポプカルみたいに力持ちになるか、オーキッドお姉さんみたいに頭が良くなったり、スポットお兄さんみたいに大きくて丈夫な盾を持てるようにならないとね。
もちろん、お医者さんたちが「いいよ」って言ってくれないとダメだけど。
そしたら、いっぱい報告書を描けるようになるよ!
でも、今はエルウィンが考えてることでもいいと思うんだ。
考えてるだけのことでも、報告書に描いていいの?
うん、ポプカルはいいと思う。今日したことも、やりたいって考えてることも、どっちも描いていいんだよ。
そうすれば後で見たときに、「こんなことを考えてたんだ」って思い出せるし、忘れなくて済むでしょ。
ポプカルもよく、A6のみんなが笑ってる絵を報告書に描くの。本当は、カタパルトお姉さんがいつもオーキッドお姉さんに怒られてるんだけどね。
病衣を着た少年は、目の前の紙をぼんやりと見つめた後、ゆっくりと隅っこに小さな丸を一つ描いた。
これが、僕の「これから」。
えっ? そんなに小さいの?
だって、どれだけ大きくなるか、まだわからないから。小さく描いておけば、後で大きくなっても描くところがあるでしょ?
……
……じゃあ、ポプカルも「これから」を描くよ。
ポプカルは完成した外勤任務報告書の隅に、小さな丸を一つ描き、さらにその横に、四つの小さな丸を並べた。
これでポプカルの「これから」も、少しずつ大きくなるはずだよ。
それから、オーキッドお姉さんや、カタパルトお姉さん、スポットお兄さん、ミッドナイトお兄さんの「これから」も。
みんなは報告書を見ながら、苦しそうな顔をしたり、笑ったりするの。ポプカルはね、あれはきっと「これから」を考えてるからだと思う。
じゃあ、苦しくて嫌なことも描くの?
うん。でも、ポプカルは小さく描くよ。悲しいことを大きく描いたら、みんながもっと苦しくなっちゃうかもしれないから、それはダメなの。
……
お父さんとお母さんがお見舞いに来た時はいつも、二人ともファイルをたくさん持ってて、それを見て苦しそうな顔をしてた。
でも、何が書いてあるのか、ぜんぜん教えてくれないんだ。
じゃあ、ここのお医者さんたちと同じだね。みんな、悲しくて辛いことはドアの内側に隠しちゃうの。そうすれば、ポプカルたちは綺麗なところだけを見ることができるでしょ。
でも、それって悔しくない? みんな本当のことを教えてくれないなんて。
うーん……
ポプカルは、みんな本当のことを教えてくれてると思うよ。「今日は何をする」とか「明日は何をする予定」とか、そういう一部分だけだけど。
じゃあ、あの山みたいなファイルの中身は、知らなくてもいいの?
あれは、大人たちの報告書なんだよ。
大人には大人の報告書があって、それにはたくさん「これから」を書かなきゃいけないの。子供には子供の報告書があって、今日のことと、ちょっとだけ「これから」を描けばいいの。
ポプカルの言ってること、難しくて……よくわかんないや。
お父さんとお母さんは、退院したら引っ越して、新しい学校に行くかもしれないって言ってた。いつも色んなことを計画してるみたいだけど、僕にはよくわからないし、聞く勇気もなくて。
でもポプカルは、ちゃんとわかってるみたいだね。
ポプカルはね、こっそり見てるから。
ファイルの中身じゃなくて、お兄さんお姉さんたちの顔をね。報告書を見て苦しそうな顔をしたり、ため息をついたりするけど、ポプカルが部屋に入ると「ポプカルはいい子ね」って笑ってくれるの。
うん、僕のお父さんとお母さんもそう。
だから、ポプカルはこう思ってるの……みんながドアの内側で苦しそうにしてるのなら、ドアの外でポプカルは、みんなを笑顔にする絵をたくさん描こうって。
さっきポプカルが描いてたみたいな?
そうだよ。そうすれば、ポプカルの報告書を見れば、今日も任務を頑張ってたとか、ちゃんとお勉強してたとか、みんなと一緒に笑ってたことをわかってもらえるから。
じゃあ、「これから」を描くのも、大人たちを安心させるため?
半分はね。
もう半分は、「これから」がポプカルの目の前にやって来た時に、「ほら、ちゃんとあなたの場所、取っておいたんだよ」って言えるようにするためだよ。
おお! なんだかかっこいいセリフ! 僕、絶対覚えとく!
僕もポプカルみたいに強くなって、大きなノコギリを持てるようになったら、ここでお仕事する! それで、ポプカルよりかっこ良くそのセリフを言うんだ!
えへへ。
その頃には、ポプカルもきっと大きくなってるね。オーキッドお姉さんの服作りを手伝えるようになってるかなあ。
オーキッドお姉さんは、いつも小さなハサミで布を切ってるけど、ポプカルにはキュィーンがあるから、一気にたくさん服が作れるかも!
なら僕も、もっと楽しい絵を描くよ。
そうすれば、僕の報告書を見た時に、「今日はそんなに悪くない日だったんだな」って思ってくれるはずだよね。
少年は、小さな「これから」の周りに、そっと色を塗り足した。まるで、淡い光の輪のように。
ポプカル? ここにいるの?
あ、オーキッドお姉さんだ。
医務室の外で待ってるって約束したでしょ? どうして遊戯室にいるのよ。
(小声)あぅ、忘れてた……
でもね! ポプカル、報告書をちゃんと描き終えたよ!
ポプカルが、僕にも報告書の描き方を教えてくれたんだ。「これから」も、いっぱい描いたよ!
あ、もう遊び時間、終わりみたい。病室に戻らないと。バイバイ、ポプカル。またね!
うん! また一緒に報告書を描こうね!
「これから」についての報告書、ね……
……
さて、今日の報告書も書き終わったし、お風呂に入って寝ましょ。
じゃないと、明日の報告書に取り組む元気がなくなっちゃうわ。
はーい――
それと、明日は早起きしてね。寸法を測りたいから。
え?
珍しく時間ができたから、ポプカルの新しい服を作ってあげようと思って。一緒にやってみる?
やるー!