帰還!密林の長 RI-3・戦闘後
昔話
あの変なガキったらすげぇな! もう何人も倒したぞ!
わけわかんねぇこと言ってるが、大したヤツだ!
あいつが大族長になるのも悪くねぇな!
……ガヴィルさんの仲間、ほんとに強いですね。
ああ。戦闘では頼りになる。こういう時の悩みのタネでもあるんだけどな。
ようやく落ち着いてきたな、そろそろアタシがケーちゃんを黙らせるとしよう……
なんだ、レユニオンめ、また来たのか!
ドクターを攫ったのはお前たちだったんだな!
逃げるなー!
おいちょっと待て! どこ行くんだ!
アタシが追う! トミミ、お前はドクターと一緒に待っててくれ!
あっ、はい!
……
......
あっ、また次の戦いが始まりましたね。
……ドクター、ガヴィルさんは外ではどんな感じなのか、教えていただけませんか?
ガヴィルさん、外でも元気に過ごしているんですね。
……
もしかしてドクターは、ガヴィルさんとはそんなに親しくないんですか?
よかったー! あっ、いえ、すみません。ドクターはガヴィルさんと一緒に来ましたし、ガヴィルさんもドクターのことを気に入ってるようだったので、てっきり仲良しかと……
でも大丈夫です。ガヴィルさんは優しい人ですから、きっとすぐに仲良くなれますよ!
よかった、お医者さんになっても、やっぱりガヴィルさんはガヴィルさんなんですね!
昔と全然変わってなくて……なんだか嬉しいな……
あの、変なことを聞くんですが、もしガヴィルさんがドクターの下から離れると言いだしたら、どう思いますか?
やっぱりそうですよね。私もあのときはいっぱい泣きました……
ど、どうして黙るんですか! ガヴィルさんみたいな素晴らしい方がいなくなる事を想像して、なんで落ち着いていられるんですか!
ドクターはすごいですね……私にはできません。
私は……ガヴィルさんに帰ってきてほしいって、ずっと願っているんです。
ドクター、その、ガヴィルさんに関しては、わ、私、絶対に負けませんから!
それで話の続きだけど、ガヴィルが戦った祭典の結末は?
あのときは……
なんだ、大人も案外大したことないんだな。
まだアタシに挑戦したいヤツはいるか!?
大人をこんなにあっさり倒すとは……
大したもんだな、ガヴィルは!
もしかしたら本当に大族長になっちまうんじゃねぇか?
私がやる!
なんだ、お前かよ、ズゥママ。
大好きな機械いじりはもういいのか? ったく、アタシが訪ねてもいつも無視するくせによ。
……最後に、試したくなったんだ。
試すってなにを?
私の拳で、お前を倒せるかどうかを。
なに遺言みたいなこと言ってんだよ。
黙れ。今日は絶対負けないぞ、ガヴィル。
へっ、やってみりゃいいさ!
結局、昼から夜まで戦っても、勝負はつきませんでした。
最後には二人ともそのまま力尽きてしまって、他の人たちに祭典の舞台から放り出されました。
これがガヴィルさんが初めて参加した祭典での出来事です。
ズゥママってどんな人?
ズゥママは、当時は近くに縄張りを持っていた部族の人です。
小さい頃、ズゥママは毎日のようにガヴィルさんと喧嘩をしていました。もちろんガヴィルさんのほうが強かったんですが、ズゥママも殴られっぱなしだったわけではありません。
しかしある日を境に、彼女は喧嘩をきっぱりやめて、機械弄りに没頭し始めたそうです。ガヴィルさんがそう言ってました。
そして祭典のあの日が、ガヴィルさんとズゥママの最後の喧嘩になりました。
その後ズゥママは、みんなに顔を見せることすら稀になりました。それから彼女の部族は引っ越してしまって、以来、私は彼女を見ていません。
ガヴィルさんが出て行く前に乱入した祭典にも、ズゥママはやって来ませんでした。
......
ただいま。
ガヴィルさん! おかえりなさい。大丈夫でしたか?
ああ。しかし足が速いなぁケーちゃんは。一瞬で消えちまった。
でもあれだけ強けりゃ、心配する必要もないだろ。トミミ、ズゥママは来たか?
まだです。
他に挑戦者はいるか!
私が出よう。
おっ? ちょうどいいとこに戻ってきたみたいだな。