解離結合15-13・戦闘後あなたの目となって
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解離結合 15-13・戦闘後

あなたの目となって

ケルシーは石棺の中に入った。

彼女はかつて長い歳月をこの石棺のそばで過ごし、石棺の主に付き添って微かな希望を待った。

この空間は文明単位の時を越え、ロドスの一番奥の秘密に通ずる。


警告:権限外のデータアクセスを識別しました。

ID情報識別中……対象確認。

IDコード:AMa-10

ケルシー

石棺内に私の身元データがある?

急いでPRTSのコアデータベースに接続せねば。

PRTS権限アクセス中……

警告:管理者以外のアクセスのため、権限が制限されます。

警告:修復モジュールをロードできません。適応未完了――

警告:エラーエラーエラーエラーエラーエラーエラーエラーエラー――

ID情報識別中……対象確認。

IDコード:ケルシー

ケルシー

――!?

仮想マシンに接続完了。

???

(未知の言語)ケルシー、君がこの暗号化された人工知能モデルを起動しているということは、自分が残した期待は何ものかに阻まれ――

オラクル

(未知の言語)ひいては自分もいないのだろう。

ケルシー

(未知の言語)Dr.……

オラクル

(未知の言語)自分の出現に驚いているようだな。自分は失敗したのか、ケルシー?

ケルシー

(未知の言語)今のテラの未来は……まだ確定していない。

(未知の言語)Dr.、また君に会えるとは思っていなかった――

オラクル

(未知の言語)これは意識モデルを組み込んだ暗号化プログラムにすぎない。

(未知の言語)ロジックに基づいて入力データを分析し、適切に反応する。これには、自分の感情や記憶は存在していない。

ケルシー

……

オラクル

(未知の言語)これ以上、徒に君を失望させたくない、ケルシー。

ケルシー

(未知の言語)……なぜこんなものを残した?

オラクル

(未知の言語)君のためだ。

(未知の言語)君をよく理解している。あらゆる希望が断たれたのでなければ、ここに戻ってきて最後の希望を探さなかっただろう。

(未知の言語)だが申し訳ない、恐らくそのような状況では、自分であっても事態を好転させることはできない。

ケルシー

(未知の言語)助けてはくれないのか?

オラクル

(未知の言語)いまだ自分の触れられる領域において、石棺が君の最後の助けとなるはずだ……

(未知の言語)たとえ神が訪れる瞬間であっても。

ケルシー

(未知の言語)Dr.、私は庇護を求めて来たわけではない。だが危険が差し迫っているのは確かだ。

(未知の言語)PRTSを奪還せねばならない。私には君の協力が必要だ。

オラクル

(未知の言語)それは恐らく困難だ。

(未知の言語)PRTSのコアデータベースは、AMa-10という個体のアクセスを禁止している。これは彼女が定めた絶対的な禁令だ。

ケルシー

(未知の言語)……抜け道は一つもないのか?

オラクル

(未知の言語)あるいは一つ。

(未知の言語)君がAMa-10ではなくなった場合。

ケルシー

……

オラクル

(未知の言語)AMa-10の双生循環システムは君に無限の命を与えた。見る限り、循環内の二つの個体は長い時間の中で異なる姿に分化している。

(未知の言語)暴力と知恵、衝突と理解……このような進化の結果は確かに生命が持つ本来の力を表している。

(未知の言語)しかしこれらは全て、君に強制的に付与された使命であり、君に課せられた枷にもなっている。

(未知の言語)今この時より、この使命を手放す権力も君に与えるとする。

(未知の言語)これは石棺を通じて君に与えることができる最後の贈り物だ。だが、選択権は君にある。

ケルシー

(未知の言語)それは逡巡するに値することか?

オラクル

(未知の言語)忠告しておかなければならないが、これもまた限りなく危険なことだ。

(未知の言語)PRTSに入るためのインターフェースになることを決めれば、石棺の既存の機能は君の体に極めて大きなダメージを与える。

(未知の言語)石棺のエネルギーでは、君の要求を満たすと同時に君を守ることはできない。

(未知の言語)庇護が苦しみになるだけでなく、君は自らの生命を延長する機会を放棄することにもなる。本当にそれを望んでいるのか?

ケルシー

(未知の言語)ああ。

オラクル

(未知の言語)自分は君の選択を尊重する。

(未知の言語)さようなら。

予備エネルギー起動。

PRTS権限を更新しました。管理者権限を確認しました。

おかえりなさい、Dr.。

警告:修復モジュールはエネルギー供給不足のため、自動的に停止します。

通信モジュール全チャンネル開放。通信受信モジュールオーバークロック完了。

PRTSローカルデータベースに接続しています……接続完了。

ケルシー

……

警告:操作者のバイタルサインに急激な変化が発生したため、修復モジュールをロードできません。

ケルシーは強い苦しみを感じた。

思考が石棺と完全に接続されると、文明単位の膨大なデータの流れが彼女の体を媒介として高速で流れ始める。

彼女はラテラーノ地下のホストコンピューターを見た……

すでに静まり返った保存室を見た……

海深くの紺碧の樹を見た……

影月がテラの裏側の巨大構造から昇るのを見た……

テラの時間と空間は圧縮されて、ケルシーの思考の中で網を形作った。彼女はテラの全てを、そして今この瞬間のロドスをあまねく見た。

彼女は、万物と繋がる感覚を得た。

しかしそれに応じて、彼女とMon3tr――万年に及ぶ時間の中で彼女と密接に結びついていた存在――彼女たちの繋がりが弱まりつつある。

ケルシー

……Dr.……この使命は枷ではない。

これはとうに私自身の選択だ。

警告:操作者のバイタルサインに急激な変化が発生したため、修復モジュールをロードできません。

警告:未知のエラーが検出されました。

警告:未知のエラーが検出されました。

警告:未知のエラーが検出されました。

警告:未知のエラーが検出されました。

ケルシー

――Mon3tr、今後我々が何に遭遇するかはわからない。

彼女と対面する前、これが唯一君のためにしてやれることだ――

あとは、君が一人で進んでいかねばならない。

ケルシーは、創造主が彼女に課した全ての制限を打ち破った。

命の半分を引き剥がすことを代償として、彼女は新生を得た。

石棺の外からはMon3trの緊張と戸惑いの咆哮が聞こえる。Mon3trがケルシーを感知できなくなったのはこれが初めてだった。

Mon3trとケルシーとの繋がりは完全に断たれた。

ケルシー

私の目標はテラの遥か遠くの彼方ではない。彼女はここにいる。

私のすぐそばに。


管理者権限のアクセスを検出。管理者権限の検証が完了。

Dr.がアクセスしました。

ケルシー

見つけたぞ。

…………

あなたはではないわ。

AMa-10?

ケルシー

私はケルシーだ。

あなたは一線を越えたわ。

ケルシー

だったら何だ――

(未知の言語)プリースティス。

ケルシーがついに彼女の名を口にすることができた。

未検証のデータをアップロードしているのね、AMa-10。

でも残念だけど、あなたでは終わるまで持たないわよ。

ケルシー

そうか?

私はすでに一人で戦う必要はない。


ケルシー

Raidian、今なら君が見える。

今、私はPRTSの制御権を奪っているところだ。猶予はそれほどない。

私の信号を追跡しろ。

私が君たちの目になる。

本艦の騒動が始まってから五十七分が経過

ドクター

Raidian、できるか?

Raidian

うん、でもまだ一部の船体の電気信号に反応がない。ひどい損傷を受けていると思う。

ほかの同僚の生体電気信号はもう捉えた。環境データと見比べているところ――

全艦のスキャンデータを生成する……

ドクター

Mantra、全ての信号を同時に共有する用意を!

Mantraの冷静な声があなたの脳内で響く。

Mantra

本艦においていまだ活動中のオペレーター全員の位置は特定した。いつでもRaidianのデータを共有できる。

Raidian

スキャンが完了したよ、Mantra!

「共有完了。」

「本艦の同僚各位、慌てる必要はない。こちらMantraだ。」

「現在お前たちの脳内に浮かんでいるデータはロドス本艦のリアルタイムスキャンデータだ。」

「お前たちは今未知の襲撃に遭っており、あるいは完全に方向を見失い孤立無援となっているかもしれない。」

「だが現在ケルシー医師の手引きにより、我々は主導権を取り戻しつつある。」

「今回の緊急事態はすでに各々の自己判断による対処の限界を超えている。今後の行動は私の意見に従ってくれ。」

「状況を判断し、直ちに付近の同僚と合流するんだ。」

「各自の防護装備が正常に機能しているか定期的にチェックし、危険度の高いエリアは可能な限り避けるように。」

「エリートオペレーターTouchとPithがすでに本艦における核心エリア以外の掃討任務を大方完了させた。彼女たちがすぐに各位と接触し、再編成を指示してくれる。」

「今後の各位の任務は容易なものではない。」

「ドクターがAbyssを中心として、内側から外側に向けて衝突エリア、隔離エリア、緩衝エリアを定めた。」

「自身の安全確保を前提として、外側の緩衝エリアの情勢を維持し異常が外部へと広がる速度を遅らせるように。」

「これは単にロドスだけを脅かす危機ではない――」

本艦の騒動が始まってから五十八分が経過

アランナ

周囲の二つのエリアの掃討任務は完了だな。

Raidianの手引きで、バラバラに隔離されてた同僚たちはもう一箇所に集まった。

Pith

怪我をしたのか?

アランナ

……大丈夫さ。クロージャが開発した防護装備の効果は確かに想像以上だ。

Touch

ですがそれは高リスクの源石環境がもたらす脅威に長時間対応することはできません。

あなたの小隊は今後の作戦に参加することはできません。治療が終わったら、緩衝エリアの安全地帯へ向かって休んでください。

LogosさんとMechanistさんによって築かれた巫術防御機械の保護があれば、脅威に対応する際の負担も大幅に減るはずです。

アランナ

けどよ――

Touch

これは命令です。ご安心ください。私の管轄内ではオペレーターの誰一人として危険な目には遭わせません。

Pith

本艦が停止したら、他の小隊を本艦から撤退させ、周辺区域にさらに大きな緩衝エリアを築く。お前たちにはその手伝いをしてもらう必要がある。

忘れるな、英気を養っておけよ。その他のことの処理は、私たちに任せろ。

SharpとStormeyeの任務も順調であればいいのだが……

「エンジンの状況が依然不明なため、本艦は予定航路にて目標物と衝突する恐れがある。」

「衝撃への備えを各位に速やかに通知するが、そのような状況が発生する可能性を最小限に抑えるために我々は全力を尽くす。」

「エンジンの制御を奪還し次第、本艦は緊急停止する。」

「その時ロドスは次の作戦を開始する――異常事態が外部に流出するのを防ぐため、本艦周囲に新たな緩衝エリアを設ける。」

本艦の騒動が始まってから六十一分が経過

Sharp

この高度から本艦の進行を観察する限り、速度はまだ増加しているな……

Stormeye

ですが加速度が減少しています。つまりLogosさんの行動が功を奏したのです。

同僚たちを信じましょう。我々の手元の任務も侮れません――ルート上の人員を事前に避難させ、脅威をできる限り排除しなければなりませんから。

掴まってください、スピードを上げます。

Sharp

あの移動採鉱プラットフォームはすでに俺の視界内にある。軌道からして確かに本艦と衝突する可能性があるな。

Stormeye、現在の軌道で飛行を続けてくれ。俺は二十秒後に目標地点に降下し、プラットフォームの作業員を避難させる。

Stormeye

目標地点に接近しました。

Sharp

よし、また後で会おう。

「Abyss付近の衝突エリアは我々が最後に突破せねばならない重要エリアとなる。」

「先ほど終了した会議において、全会一致でエリートオペレーター全員によるAbyss突破作戦が決定された。」

「我々は暗闇を切り裂く刃となり、ロドスを守る最後の防衛線となる。」

「同僚たちよ、恐怖に目を閉じる必要はない。」

「私の声を信じろ。ケルシー医師を信じろ。」

「ロドスを信じろ。」

ロドス本艦動力エリア

Logos

どうやら脅威は排除したようであるな。

サルカズボイラーマン

君が来るまでに、たくさんの懐かしい顔に出会った。

一面に散らばる源石結晶の破片が、つい先ほどまでここで激しい戦闘が行われてたことを物語っていた。

ボイラーマンは一つため息をつき、源石でできた砕けた肩章を拾い上げた。

サルカズボイラーマン

源石と同様のこの敵たちは、完全には殺しきれない。そのうちの何人かの姿は、今でも覚えている……

遥か昔に俺の手でひねり殺された奴、遠くへ去っていった奴。だが去った奴らのうち、まだ生きているのも多くはないだろうな。

Logos

……うぬは遭遇した奇怪な状況に驚いておらぬのか?

サルカズボイラーマン

この船には秘密がたくさん隠されているからな。

だが俺はこのボイラーを守っていればいい。殿下に願い出た仕事もこれだけだ。

アエファニル、君の力が必要だ――

ボイラーを冷やすわけにはいかないし、ここを離れて見張りがいない状態にするのも不安なのでね。

Logos

エネルギー動力エリアのコア設備は広範囲に分布しておる。うぬであろうと全てを顧みる余裕はないであろう。

サルカズボイラーマン

はぁ、制御システムは完全に効かなくなり、エンジンを手動で調節する適切な道具も見当たらない。

無理にやるのは危険だろう。ここの空気中の源石粉塵濃度はすでに警戒ラインを超えている。

Logos

「別れよ」。

機械の筐体にも言語が通過するには問題のない隙間がある。エンジン内で反応を起こす燃料の供給速度を遅らせるとしよう。

彼が骨筆を振るうと、呪文が筆先から浮かび上がり、鋼鉄の壁を貫通して外へと素早く広がる。

Logos

「留まれ」。

我の言の葉が、ロドスを抱く。

全力で引き止めよう。


ワルファリン

……船が、減速しておる。

クロエ、妾たちの誰も諦めはしない。

――妾たちの努力は決して無駄にはならん。

約束する、皆そなたの贈り物を受け取るであろう……

動けない源石結晶体

(力の限りあがく)

ワルファリン

そなたはすぐに解放される。最新のデータは全てケルシーに伝送した。有効であることが証明されれば――

源石の造物が音もなく砕け、粉末が換気システムのパイプを通り実験室から完全に排出された。

この奇怪な化け物がワルファリンを困らせることは二度となくなった。

ワルファリン

……成功した。

しかし彼女はそのことに喜べなかった。


アーミヤ

本艦はすでに減速の兆しを見せています。Logosさんの任務は順調に進んでいるようです。

ドクター、Logosさんから知らされた走行ルートですが……ケルシー先生が三つの大まかなルートを計算してくれました。

予測されたルートは三つとも類似した特徴があります。

いずれもタルガンギルス主鉱脈に直行しており、その鉱脈エリアこそがPRTSの本当の目的地だと断定できます。

ドクター

本艦は鉱脈へと誘導されている?

アーミヤ

ですが現在、進行ルートと最も適合率の高い予測ルートは大裂溝を通過します。

私たちでは通過できない可能性が極めて高いです。

ドクター

……

おかしい点に気付かないか?

アーミヤ

確かにおかしいです。いま我々を悩ませている脅威は、いずれもロドスを完全に破壊することを目的としたものではありません。

制御不能になったPRTS、突如現れた源石造物、自律的に変化する本艦のエリア、意図的に誘導された航路。これだけでは私たちを壊滅させることはできません。

ワルファリン

Dr.、源石の化け物への対応に関して突破口を発見したぞ。

全ての実験データをケルシーに伝送した後で彼女はオリジニウムアークの基底ロジックを改造しアップグレードパッケージをエリートオペレーター全員に共有した。

これで皆あの源石の化け物にうまく対応できる。

ドクター

ワルファリン

目の前の面倒事を解決したら、そなたとケルシーに話してやる。

以上だ。

……妾はまだ残りの患者の世話をせねばならんのでな。

アーミヤ

……ワルファリン先生。

ドクター、いずれにせよ、ワルファリン先生とケルシー先生が大きな問題を一つ解決してくれました。

ですが、こうした脅威は私たちの問題解決の歩みを一時的に遅らせているだけなように思います。

Dr.、私たちが立ち向かっている相手が本当はこちらを敵に回したくないと考えている可能性はありませんか?

ドクター

いや、むしろやむを得ずという可能性の方が高い。

実際の状況はAbyssに入れば明らかになるだろう。

ドクター

Raidian

問題ないよ、ドクター。

彼女の電気信号は見つけたわ、Mantraに共有しているところよ。

Mantra

しばし待て。

Raidianが位置を共有している。

Mantra

準備ができた。

ドクター

クロージャ、そっちの進捗はどうだ?

クロージャ

Raidianちゃんが記録した本艦の構造変化を分析したよ。エリアの変動は確かに一定のサイクルパターンに従ってるね。

でも、一つのサイクルに含まれるサンプルデータがごちゃごちゃすぎて、全ての変化がランダムに発生してるって誤解させられてたんだ。

これもMechanistちゃんのアドバイスと手助けのおかげだよ。

Mechanist

膨大かつ正確なデータがあれば、難しいことは何もない。

また、これを基にクロージャと臨時モデルを作成した。進行ルートの計算と策定に用いることができる。

クロージャ

言い換えると、ひとまずのところエリアの変化がもたらす面倒は無視できるってこと。

ドクター

となれば、善は急げ。

このまま進んで、Abyssへの進入を試みよう。

その前に、まずは集まってケルシーの支援をせねば。

彼女の居場所はわかっている。


Misery

くそっ、こいつら次から次へと――

――!?

アスカロン

ナイフを抜くのが遅いな。

撤退するなら今だぞ。

Miseryが首を横に振った。

Misery

現時点で得られた情報では到底足りない。

現在ここがAbyssに最も近い場所だ。ここまで突入したのは俺たち二人だけ、そしてRaidianにこのエリアを特定させられるのも俺たちだけだ――

アスカロン

お前が本当に気にかけているのはそのことではないだろう。

Misery

……間に合わないのはもうごめんだ。

あんたも同じだろう、アスカロン?

Mantraの声

二人とも、ロスモンティスとブレイズの支援小隊がお前たちの近くにいる。だが少し厄介事に巻き込まれている。

もうしばらく時間がかかりそうだ。


ブレイズが頭をかき、助けを求めるような目でロスモンティスを見る。

ブレイズ

小猫ちゃん、これどう対処したらいいと思う?

ロスモンティス

私にも……わからない。

異常な「ジャスティスナイト」

……

異常なTHRM-EX

……

異常なCastle-3

……

異常なLancet-2

……

ロスモンティス

ロボットたちはまだ私たちを攻撃しようとしてるよ。

彼らを傷つけたくない。

ブレイズ

どうしてこのエリアに近付いた途端暴走し出したんだろう――待って、止まって、Friston-3!

Friston-3

いいか、僕はそいつらのように君たちにぶつかったり、火を噴いたりはしない――僕は正常だ。

だから、通してくれ。時間がない。僕の忍耐力にも限界がある。