鏡中集
- 胡君幕間
天師府へ修行に戻る途中、リン・チンイェンはズオ・ラウから手紙を受け取り、ユン・チンピンが失踪した件を調査するよう頼まれる。しかしその途中、不思議な町に迷い込み、謎に包まれた武術秘伝書強奪事件という別件に巻き込まれることとなった。
- 蒲先生幕間
リン・チンイェンは置錐学塾で喋るほうきや、歩く絵巻に出会い……プー先生の口から町の真相を聞かされる。そして秘伝書を巡る争いが、この町にさらなる混乱をもたらしていることに気づいた。
- 石ころの一生幕間
強奪事件の調査中、リン・チンイェンは危篤の老人のために、彼と生涯を共にしてきた石を探し出す。失われた石を取り戻したことで、老人は自分と、ある収集家の間の生涯に渡る縁を思い出した。
- 白錦幕間
ユン・チンピンは自分を邙山に「招いた」者が山の上で待っていることを知る。登山の途中、彼は途方に暮れていた女性のために、囲碁の対局に囚われていた彼女の夫を救い出す。その後、彼はようやく知ることとなる。その膠着した盤面は何年もの間、局面を打開できる縁ある者を待っていたことを。
- 剣を失くした剣客幕間
町で剣を失くした剣客は、気の合う女性に出会った。だがその「気の合う女性」こそ、リン・チンイェンの追いかけていた秘伝書を奪った犯人だった。一閃の雷が女性の鬼気を祓う――剣客は初めから剣を手放してなどいなかったのだ。
- 絶頂を凌ぐ幕間
江湖の者たちが奪い合っていた秘伝書は、実はワイ・テンペイがモー・イーという名の山海衆に操られて奪ったものだった。モー・イーがその書物の力で呼び出した巨大な幻は、「シュオ」の姿をしていた。騒動は最終的に「シュオ」とワイ・テンペイの勝負によって幕を閉じた。
- 邙山町幕間
百年前、歳獣の覚醒により、邙山町は壊滅的な災禍に見舞われた。しかし、滅びの中からも新たな命が生まれる。界園の主、イーの助けの下、新たに生まれた器鬼と帰郷した住民たちは故郷を建て直し、そこで共に暮らすこととなった。それが今の邙山町の由来である。
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時系列
地域
- 炎、邙山町





