急転直下 4-8・戦闘後
ストレス反応
――!
撃つな、私だ。……そこにいるんだろう。
援軍を連れてきたぞ。
メテオリーテさん、私です!
誰? 待って……まさか、アーミヤ!?
あなたが来てくれるなんて……!
すごく嬉しいし、心強いわ。
――だけど……
あなたは来るべきじゃなかった。これは向こうの罠なのよ。
私たちを助けるためにあなたを危険にさらすのは、リスクが高すぎるわ。
これは、判断としては間違いよ……!
だが、どう見てもお前たちは逃げ切れそうにない状況だった。……この子がそれを知っていて、見捨てるわけがないだろう。
だから、今更アーミヤを責めても仕方がない。
責めてなんかないわ。ただ……
……ううん、やめておきましょう。……ごめんなさい、アーミヤ。
お気になさらず。お二人が無事で、本当に良かったです。
……ありがとう。
……ところで、ジェシカさんの様子が気になるんですが……彼女に何があったんでしょうか?
うぅ……
それが……ちょっと、ショックで気が動転しちゃってるのよね。
本当は、自力で動けるようになるまで待とうと思ってたんだけど……
この様子を見るに、精神的な傷が残ってる可能性もあるだろうし……
……
……ジェシカさん、大丈夫ですか?
……
こうなったら……
フロストリーフさん、お願いがあります。ジェシカさんの手を私の腕に乗せて、握らせるように押さえておいてもらえませんか。
……わかった。
ありがとうございます。
……
――!!
……っ……
アーミヤ、大丈夫か!
はい……! ただ……これ、は……
深い、悲しみ……?
曖昧では、ありますが……それでも……
……
――ジェシカさん!
もう、大丈夫ですから……!
どうか、戻ってきてください……!
……?
……アーミヤ、さん……?
――!
はい、アーミヤです!
……ほんとに……アーミヤさん、だ……
よかった……これで一安心ですね。
……ジェシカ、大丈夫……?
……わ、私……
ごめんなさい……あんなの、想像すら……してなくて……
いいえ、気にしないでください……
……私……あんな……う、ぅっ……
……あなたの感じたこと、私にはわかります。
私も、以前には――
逃げ出したいのに、足が動かない……
叫びたいのに、声すら出せない……そんなことがありました。
きっと、あなたも同じような経験をしたんですよね。
……
……それでも、立ってください。ジェシカさん。
怖がらずとも大丈夫です。私たちが、いつでもついていますから。
今のあなたは、一人ではありません。
一緒にロドスへ帰りましょう。
フランカさんとリスカムさんも待っていますしね。
……!
はい……!
……
アーミヤ……今のは……
……どうか、ケルシー先生には内緒にしておいてくださいね。