第12章 驚靂蕭然
- 火と熱風12-1幕間
カズデル軍事委員会の飛空船が放った砲撃音が開戦の合図を告げ、ロンディニウムから切り離されたノーポート区には嵐が訪れようとしていた。ナイン率いるレユニオンも、より多くの力を団結させる道を歩むため、ロンディニウムへと向かう。
- 待ちわびた降臨12-2戦闘前
ヴィクトリアの公爵たちは、ノーポート区の異常な動きを見て行動を開始する。しかし、各大公爵たちの目的は救助ではないようだ。その頃、ノーポート区ではすでに惨劇が広がり始まっていた。
12-2戦闘後ノーポート区のギャング、グラスゴーは、新リーダーのカドールのもと、彼らの家であるボクシングジムを守るために必死に戦っていた。監視下にあるゴールディングは、自救軍にすぐさま移動するようモリーに警告に行かせることしかできなかった。
- 善意の裏切り12-3戦闘前
自救軍内部では、行動方針を巡っての口論が生じていた。シージはグラスゴーの仲間を支援するためノーポート区へ戻ることを主張。その時、自救軍の全拠点が同時に襲撃され、事態は切迫する。
12-3戦闘後ゴールディングは、自らの過ちが自救軍全体を危機に陥れたことを知り、そんな彼女の精神を崩壊させようとレトが言葉による攻撃を仕掛けた。一方で、カスター公爵の密使「グレーシルクハット」が、ロドスに対し協力を申し出るのだった。
- 高望みの団結12-4戦闘前
長らく失踪していたイネスが再びドクターの前に現れた。ノーポート区の暴動はますます制御不能になっていく。モリーに扮し行動していた変形者の痕跡をLogosは掴んだ。
12-4戦闘後フェイストたちは自救軍を率いて撤退を開始する。一方ロドスは、「グレーシルクハット」のことを完全に信頼できないとはいえ、協力せざるを得なかった。そして変形者はゴールディングに残酷な真相を明かす。
- 脆い鋼12-5戦闘前
ハイベリー区からの撤退途中、自救軍は工員たちの裏切りに遭う。キャサリンは人質に取られ、クロヴィシアは失踪した。
- 誰が為の戦争12-6戦闘後
ホルンとMiseryが自救軍の撤退を援護するも、危機的状況に陥る。そこに最後の蒸気騎士が現れた。そしてWがフェイスト小隊の支援に駆け付ける。一方、ノーポート区のグラスゴーは物資不足という難題を抱えていた。
- 生死の論争12-7戦闘前
心優しいパプリカは、混乱の中でノーポート区のホテルの支配人であるサルカズに食べ物を渡していた。Logosと変形者は文明と生存についての議論を繰り広げる。
- 前線での再会12-8戦闘後
「グレーシルクハット」の手助けで、シージはロドスの皆を連れて封鎖エリアのボクシングジムへ帰還。ついにグラスゴーの新旧メンバーが顔を合わせるのだった。その頃、パプリカはマンフレッドから、憎しみだけがサルカズを団結させられると教えられる。
- 情熱に満ちた頃12-9戦闘前
家に戻ったシージは、かつての親友たちとの間に溝があることに気付く。ロドスとグラスゴーはノーポート区を救うことを決意した。そして、変形者はついにゴールディングを絶望の淵に追い込んだ。
- 放送線混雑中12-10戦闘後
Wは重傷のケルシーを送り届けることに。ロドスはデルフィーンの提案を受け、大公爵たちが救助せざるを得ないような策略を計画。封鎖エリアの怒り狂った暴徒たちは、シージの身分が王族であるという真実を知らされるのだった。
- 時は待たず12-11幕間
変形者は歴史の中における自らの存在意義を思考する。ケルシーは自身の長い生涯を振り返り、サルカズの未来への希望をWへと語った。
- 脱帽の礼12-12戦闘前
困惑するシージはカドールの承認を得ることができず、グラスゴー新旧メンバー間の亀裂はますます大きくなる。ロドスはホテル内の通信基地局を借りようと試みる。
- 逆光の影12-13戦闘後
ドクターは単身、「グレーシルクハット」と対峙。その頃、アーミヤは困惑状態のシージを諭していた。
- 耳を塞ぐ12-14戦闘前
レユニオン、「グレーシルクハット」、ロドス、そしてダブリン部隊がノーポート区に集結し、事態はさらに混乱していく。そしてシージのアスラン王族としての身分と、手中にある「諸王の息」は、否応なく彼女を渦の中心に据えようとするのだった。
12-14戦闘後目的を見失ったシージは、自分自身を疑い始める。ダブリン部隊、「グレーシルクハット」、ロドスは通信基地局を巡って争うが、最終的に放送設備はとうの昔に何者かに運び出されていたことに気付く。
- 穴だらけ12-15戦闘前
長い歳月を経験してきた変形者は、若きバンシーの主に心を開く。ホテルに放たれた火と共に、ついにノーポート区の真の混乱が始まる。
12-15戦闘後「グレーシルクハット」たちはアーミヤが魔王であることを確認した。シージはノーポート区の住民に避難を促す計画を立てる。
- 空際の夕焼け雲12-16戦闘前
アーミヤは飛空船の防御システムを突破するよう脅迫を受けるが、アスカロンに救出される。しかし彼女は魔王として、レヴァナントに向き合わなければならなかった。その時、変形者は初めて正式にエブラナと顔を合わせるのだった。
- 見捨てられた者12-17戦闘後
変形者とエブラナの戦いによって、封鎖エリア内で爆発が起こる。国剣を持ったシージがリーダーとなり、グラスゴーは封鎖エリアの人々を先導して避難を開始。ベアードは混乱の中で姿を消す。
- おやすみなさい12-18戦闘前
ゴールディングは変形者が見守る中で死を選択する。重傷を負ったベアードも、命の終わりを孤独に迎えるのだった。
- 火種、飛び越えて12-19戦闘後
単独で飛空船に乗り込んだイネスはパプリカを拘束。マンフレッドの包囲を逃れた彼女は飛空船から飛び降り、公爵たちに向けて警告を発するのだった。
- 真摯な誘い12-20戦闘前
飛空船を餌として大公爵の主力艦隊を滅ぼすというマンフレッドの計画は失敗した。船から飛び降りたイネスをWとヘドリーが救出し、三人が再び集結する。そして変形者はアーミヤを訪ねるのだった。
12-20戦闘後アーミヤは変形者という古の存在を倒した。バンシーの主の骨笛がすべての王庭に鳴り響き、弔鐘が変形者の新生を祝う。
- 嵐の前の静けさ12-21幕間
ナハツェーラーの王の部隊は配置を完了させ、ウェリントン公爵とダブリン部隊もすでに準備を整えていた。そしてナイン率いる新生レユニオンは、混乱の中で進む方向を見出していた。
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