吾れ先導者たらん
- 千載一遇GA-ST-1幕間
レガトゥスと各国の使節がラテラーノに集う。時を同じくして、ラテラーノ郊外に住んでいたセシリアは母親を失った。母親は最後に「ラテラーノを去りなさい」という言葉を遺した。
- 灯台下暗しGA-1戦闘前
セシリアの光輪が執行人見習いエゼルの前で明滅し、暗くなった――しかしこれほどまで幼いサンクタが、堕天することなどあるのだろうか?
GA-1戦闘後パティアという名のリーベリが現れ、「セシリアを守るため」と彼女を奪おうとする。「あんたが本当にセシリアを気にかけているなら、絶対に公証人役場や教皇庁に渡さないことね」という言葉が耳に残った。
- 散歩の時間GA-2戦闘前
セシリアに関する疑問はますます増えていく。しかしそれでもエゼルは「約束したからには、絶対にママを見つけてあげるから」と彼女に誓った。
GA-2戦闘後サンクタと他種族との混血は、サンクタにはなり得ない。セシリアはサンクタであるはずのないサンクタなのだ。
- 混血児GA-3戦闘前
ラテラーノの街にて、変装していたサルカズの物売りに「お姉さんの角、わたしのパパとよく似てるね……お姉さんもサルカズなの?」とセシリアが疑問を投げかける。
GA-3戦闘後「……公証人役場を除名になろうと、僕はやる。セシリアを連れて安魂教会へ行こう。せめてお別れの挨拶だけでもさせてあげるんだ。」
- 安魂教会GA-4戦闘前
階上のセシリアが古いサルカズの歌を口ずさみ、歌声が風の中に散る。「先導者」と呼ばれる修道士が、なぜサンクタだけが当然のごとく祝福を受けるのかとエゼルに問う。
GA-4戦闘後サンクタは互いの感情を感じ取ることができる。しかしフィアメッタは当時の小隊四人の中で唯一のリーベリだった。モスティマとレミュアンはフィアメッタの怒りを理解できるのだろうか?
- 葬儀GA-5戦闘前
我々を導くのは儀式そのものではなく、そのすべてを経験した自分自身である。「自分の道を自分で見つけ、自分の両足に頼って一歩ずつ歩んでいくしかない。」
GA-5戦闘後「ラテラーノの生活は貴重」である。ただの一般人であるエゼルは、想像したこともない道を選択することになるのだろうか? 「一般人」ではないアンドアインは、前へ進む道をどう選択したのだろうか?
- レクイエムGA-6戦闘前
セシリアが自らの第一歩を踏み出した。彼女がどこまで歩みを進められるかは、誰にもわからない。いずれにせよ、彼女は最初の同行者を得たのだ。
GA-6戦闘後階上のセシリアが古いサルカズの歌を高らかに歌い、鐘の音が鳴り響く。「教皇」と呼ばれる老人がサンクタに問う。「これは我々にとって幸か、それとも不幸か?」と。
- 光と影GA-7戦闘前
「幻想だったら何なの? 幻想でも理想でもなんでもいい、信じるものを追ってきたからこそ、今日のあたしがあるのよ。理想を他人の身に委ねるのは私の弱さかもしれないけど、後悔なんてしないわ。」
GA-7戦闘後サンクタが教皇に尋ねた。「ラテラーノ教はなぜ救わないのか?」と。彼が得られた回答は沈黙であり、具体的な答えよりも幾分かマシな答えだった。
- 影と灰GA-8戦闘前
「レミュアンがあなたを許しても、モスティマがあなたを許しても、イヴァンジェリスタ十一世があなたを許しても、たとえ全ラテラーノ人があなたを許しても――私だけは絶対に許さない!」
GA-8戦闘後敬虔なる者を悟らせたのは神の啓示ではなく、人の執着だった。人が信仰によって救いを得るのは、信仰で恩恵の取引をするからではなく、信念を実践するからである。それにより、自身が救済者となる資格を得ることができるのだ。
- アイリスGA-ST-2幕間
沈み往く夕陽が彼の光輪に重なって、まるで王冠のように見えた。ふと彼女は、母が厳かに口に出した言葉を思い出した――「殉教者」。






