辞歳行
- 蒙は誦を失わずTA-ST-1幕間
百珍宴の後、炎国各地に異常現象が相次いで生じた。真龍は太尉に対し、望日を限りとして、兵を挙げて歳を討つと約束を交わす。ズオ・ラウは界園を離れ、印を携えて百灶へと駆け戻る。時を同じくして、チェンは巨獣の編む夢に足を踏み入れた。
- 激石波TA-1戦闘前
過去の出来事と巨獣の危機を前にしながらも、逃げることを拒んだチェン。そこに太傅が来訪し、ウェイとの間の軋轢が加速し、気まずいまま別れることになってしまう。その後チェンが戻ると、ウェイは行方不明となっていた。
TA-1戦闘後モー・イーは危機に陥ったズオ・ラウを助けつつ、その隙に彼から奇妙な印を奪い取った。一方のチェンはうまく歩哨所を通り抜け、字鬼に襲われていた女性を助けた。都市内には字鬼が跋扈し、もはや安全な場所はない。
- 大頭鬼TA-2戦闘前
歳はウァンを記憶の牢獄に閉じ込めた。ユーが生まれた後、歳獣代理人たちの周りでは怪事が絶えず、あらゆる異常現象は歳の覚醒を指し示していた。ジエはウァンに書刀の力を示し、歳を除く方法を探していることを明かした。
TA-2戦闘後ウァンは狂った碁打ちに付きまとわれ、奇妙な対局の中で歳の罠を看破した。彼は書刀を振るい、あらゆる「歳」の文字をそぎ落とし、ついに命を落とす。この局において、彼は三つの黒石を代償として夢中にて歳を殺し、その記憶を撹乱した。
- 聚墨痕TA-3戦闘前
余味居にて、ジュンはいきり立つ睚を諌めた。チェンは字鬼の痕跡を追って夢に見た天鏡閣に入り、面識のない親戚と出会う。そこでは字鬼が大暴れしており、乱闘に巻き込まれることになった。
TA-3戦闘後混乱の中、リャン・シュンが声を上げ、場を収める。チェンはリャンにウェイ失踪に関する見解を求める。相談後、一行は天鏡閣の頂上に向かい、長らく封印された書刀を調査することにした。
- 小雪崩TA-4戦闘前
ウァンは炎国軍に追われる矩獣をひそかに逃し、シュオの不満を招く。歳を除くという一事を巡って、シュオは正道に従い徐々に事を進めるべきと主張する一方で、ウァンは局面を打破する策を急ぎ求め、二人の対立は激化する。そこにリィンが仲裁に入り、歳の手から家族全員を守るという構想をウァンに説明した。
TA-4戦闘後リィンと後獣の助けの下で、ウァンは歳の悪夢を覗き見た。この局にて、彼はまたもやいくつかの駒を失い、「未来」において歳獣が目覚め、皆を呑み込む悲惨な結末を体験する。やがて彼は、夢の中にてついに白を執る者の影を消し去り、再び歳を死に至らしめた。
- 双飛燕TA-5戦闘前
百四十年前、前任の真龍が即位した。彼は莫大なエネルギーが歳の鎮圧に費やされることをよしとせず、ウァンを引見し、二十年の内に歳を除くようにと迫る。時を同じくして、ジエは新任の持燭人――椿と出会った。
TA-5戦闘後百灶が建て直される中、疑念の雲がひそかに渦巻き、書刀が忽然と姿を消した。捜索の中で、椿はジエの力が日ごと増している事実を知る。折しも百灶の改造は突如として数々の困難に見舞われ、炎国と代理人との間に、確執がひそかに生じ始めていた。
- 裹鋒TA-6戦闘前
天鏡閣で言い争うズオ・ラウとモー・イーの話から、司歳台が隠していた秘密が明るみになる。一方のチェンとチェン・ジャオチェンは、一族の悲惨な過去を語り合った。そうして、一行は次第に隠された真実へと迫っていく。
TA-6戦闘後玉門に進軍命令が届く。ジュンは大理寺に戻り、チェン・チョーと昔話や法の話に興じる。チェン一行が天鏡閣頂上に辿り着き、モー・イーが「不反」の存在を暴くと、予想外の者が姿を表す。
- 相思断TA-7戦闘前
記憶の迷宮の中で二十年が瞬く間に過ぎた。白を執る者が場を引っ掻き回すため、ウァンはやむなく独りで対局に向かう。そして歳の陵墓で起きている出来事はすでに、予測を超えるものであった。
TA-7戦闘後白を執る者に唆されたチュエンは先ず大悪を倒し、それから元凶を除くという言葉の通り、ジエがウァンの身代わりとなることをすすめる方向へ動く。陵墓に向かうにあたって、ジエは書刀をジュンに託した。
- 金錯刀TA-8戦闘前
太尉の目的は奪った書刀で歴史を改竄し、ウェイの命で「不反」を起動することにあり、チュエンは司歳台の首脳でありながら、それを阻止するどころか協力している――モー・イーは天鏡閣でそう指摘した。薄暗い部屋の中、状況は一触即発となる。
TA-8戦闘後ズオ・ラウが界園から持ち出した奇妙な印は、ジエが生へと向かう一縷の望みだった。チュエンの矜持は彼女の姿の前で音もなく崩れ去り、ジュンは書刀をチェンに託す。一方で印を携えて歳の陵墓に向かうズオ・ラウとモー・イーの前には、睚が立ちはだかった。
- 気合TA-9戦闘前
字鬼が猛威を振るい、守備軍は苦戦を強いられる。太尉は真龍を諫めたものの、君主自ら「不反」を起動し、身を以て終局とする決意を覆すことは叶わなかった。禁城にて、チェンとウェイは剣を交えた。
TA-9戦闘後チェンは天喟を以て天瞠を破り、ウェイの老いと逃避を指摘した。睚は「不反」の所在を知るため、ズオ・ラウとモー・イーを人質にとる。危機の最中、後と矩が救出に駆け付けた。まさにその時、遠方から玉門の角笛が響き渡る。
- 鎮神頭TA-10戦闘前
ズオ・ラウは都市内の真相を携え、平祟侯は指揮権を奪回する。しかし、歳の陵墓への砲撃命令はすでに発せられていた。歳の陵墓の奥で、ウァンはジエの遺した棋譜を手に、影の中に潜む白を執る者とついに対峙する。
TA-10戦闘後リィンとジュンが詩と酒、琴の音を以て夢を編むことで歳の覚醒を遅らせる中、他の家族も次々と助太刀に駆け付ける。一方、チェンは書刀を以て「天喟」を発動し、玉門が砲撃を中断するための時間を稼いだ。
- 長生劫TA-11戦闘前
現実と夢の境界で、チョンユエとウァンが遥か彼方からの対面を果たす。歳獣は怒り狂っていた。ウァンは直刀を掲げ、歳の進化はすでに終着点に達したことを宣告する。
TA-11戦闘後歳の意識は打ち砕かれ、ウァンはその位置に取って代わることに成功した。遅れてきた睚は復讐の対象を失い、狂気と正気の狭間で、ウァンの計算通りに、未来を左右する決断を下す。事が終わった後、歳の陵墓の外では皆が健在だったが、ただ一人帰らぬ者がいた。
- 史は書を失わずTA-ST-2幕間
動乱は次第に収まりつつあるものの、余韻はいまだ消えてはいない。陳家の者は過去の歴史を改め、真龍は兄の慰めを受けて和解を試みる。老天師はとある謎の訪問客と面会し、チョンユエはウァンを探す旅路へと踏み出した。
前後の作品
これまで
この先
なし
時系列
地域
- 炎、百灶






